20.福島地区原爆犠牲者の碑  (西区福島町二丁目・平和大通り緑地帯)

   

深川宗俊氏の 天を抱くがごとく 両手をさしのべし 死体の中に まだ生きるあり
の詩が刻まれています。「語り部」の方に「ふりかえりの塔」の碑文と並んで、その使命感を励まし続けているそうです。

両側に四枚の石に名板に犠牲者の名前が刻まれています。その数、465名。1993年に見た時は355名でしたから2014年5月までに、110名増えています。まだ80名ぐらいの、名前を刻む余裕が設けられています。高齢化の進むこの地区の被爆者のことを考えてのものだと思われます。

左の写真は2012年5月12日撮影

 

右の写真は2014年5月7日撮影