32.己斐調整場送水ポンプ室ー旧送水ポンプ室    (西区己斐東一丁目9番2号)

 爆心から2310m、太田川放水路右岸を西に、ノートルダム清心中・高等学校へ行く道の山際に、今は使われなくなった広島市水道k局己斐調整場送水ポンプ室のアーチ窓の連続する古い洋風建物がある。このあたりは、牛田の水源地から遠く離れていたために、1932年3月に建設され、この一帯の給水が行われるようになったという。このあたりでも爆風の被害を受け、1949年に修復されたと記録が残っているという。

写真は2012年5月24日撮影。