7.三滝寺 防空機動隊病没者慰霊碑  (西区三滝山・三滝寺内)

  多宝塔の道を挟んで反対側にある。むしろ三滝寺の一番手前にあるのがこの慰霊碑と言える。
 予想される大規模空襲に備えて、防空監視隊などがおかれたり、大がかりな防空訓練など行われたりしたが、1944年7月、民間の防空・防護の特設自衛団に一つとして、広島県防空機動挺身隊が広島市内の自動車、オートバイ、自転車所有者等20余人により結成されている。通信・伝令の任にあたった。商店の若旦那が中心だったと言われ、そのゆかりの人が建てたのであろう。 

写真は2003年2月8日撮影