6.三滝寺 想親観音堂  (西区三滝山・三滝寺内)

 多宝塔の石段を降りた所を右に見ると想親観音堂がある。木造の寺などの被爆建物の場合、修復の際、文化財という意味もあって古い材料をかなり使用しているため被爆建物といえる物が多い。1826年(文政9年)から1884年(明治17年)にかけて建立された。原爆によりかなり破損されたが、1946年応急修理、1951年までに元状に復旧された。木造寄棟瓦葺き。

写真は2003年2月8日撮影。