18.大東亜戦争連合軍戦死者供養碑  (西区三滝山・三滝寺内)

   

前の戦犯慰霊十三重の塔の隣に、敵方の「連合軍戦死者」の供養碑が小さく置いてあります。建立は1955年11月です。どういう経緯でこの碑の建立になったのかは知りませんが、「大東亜戦争」と太平洋戦争を呼んでいる事、「戦犯慰霊塔」建立のすぐ後であることから、おぼろげながら解釈は下せるでしょう。又何故か、名文を削り取った跡があります。

 「碑めぐり」で広島における唯一の贖罪の碑と宅和先生は言っておられますが、手のひらを返したようなアメリカのご機嫌取りに対する皮肉ではないでしょうか。

写真は2003年2月8日撮影