9.護国神社 南面の鳥居  (中区基町21・RCC南)
 
  原爆で、東西南北にあった鳥居の内、南面の鳥居だけが倒れずに残りました。戦後、残った南面の鳥居は、広島城の東側、RCC側の入口に移されました。鳥居の後ろが、爆心地側、電車通り側です。昭和九年と建立年月が刻まれています。良く見れば補修の跡が見えます。その大きさから当時の護国神社の規模が伺えます。原爆により市内の81の神社が被害を受け、内36が全壊しており、石だけが残っています。

2005年6月19日撮影
   

なお北面鳥居の跡は、青少年センター裏で発見されています。(右の写真)

2012年5月23日撮影