6.冠崎「人間魚雷・回天」秘密地下工場跡(呉市阿賀南九丁目)

前の長郷の地下工場のあったところを海岸沿いに更に北上していくと、右手に観音崎という岬があり、ここで1992年3月、終末兵器・人間魚雷「回天」製造の地下工場を「広島の強制連行を調査する会」が「発見」したと報じられました。ここについては「朝鮮人強制連行」もあったと確認されています。が、残念ながら、今は、呉市当局により完全に閉鎖されてしまっています。調査し新聞等で話題になったら長郷のもの以外はほとんど封鎖されていってしまうのが行政の現状です。

「発見」当時の詳しい新聞記事を読んで興味をもたれても、、今では、長郷の地下工場跡以外は殆ど、その中に入って、その跡を肌で感じることは出来なません。

写真は1993年8月7日撮影。



 (左の写真は半分封鎖されたところから、内部を覗いているところ。
   
 左の写真はそこからカメラを突っ込んでストロボで撮ったもの

写真は1993年8月7日撮影。
   
 右の写真は当時の様子の聞き取りの風景

写真は1993年8月7日撮影。
   
 (右の写真は、壕を下から見上げているもの。ここからはいるのはアクロバット)  
   
 2012年5月8日に約20年ぶりに訪れたところ、完全に封鎖されていました。(一番下の写真。)