昭和二十九年四月、日本山妙法寺山主藤井日達聖人により地鎮祭が行われましたが、その後、十二年を経て昭和四十年、地元の開拓団の方々が、各自の土地の一部を売却して建設資金をつくり、日本山妙法寺や有志の協力により完成し、昭和四十一年八月五日落成式と広島市への寄贈式が行われました。
塔内にはインドのネール首相より贈られた仏舎利が一粒、モンゴル仏教徒やセイロン国(現スリランカ国)より贈られた一粒、モンゴール仏教徒より贈られた各一粒も併せて奉安されています。正面の仏像は、昭和四十一年五月、セイロン国より贈られたものです。また県市民による平和の願いをこめた祈念石数万個も収納されています。
なお、標高百三十九米のこの地は、半地下式の大型高射砲四門がすえられていたところです。」
このすぐ下に日本山妙法寺の道場があります。2008年10月22日撮影
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