碑文の作者は、被爆者である保険会社員です。全日本損害保険労働組合広島地方協議会が、1965年、全国に募金を呼びかけ建立しました。被爆時、広島では14の保険会社に200人が勤務していましたが、その内89名が犠牲となりました。その犠牲者を合祀しています。ただ、碑は川の方に向かっており、公園の中心部からは見えにくいし、小さくて判りにくいのが残念です。
碑文
なぜ あの日は あった なぜいまもつづく 忘れまい あのにくしみを この誓いを
労働者の手によって建設され、原爆投下の理由とその歴史、その犯罪性を鋭く指摘している事、平和への行動を、過去から現在・未来へと受け継ぎ、訴えている事は他にみられない出色の碑です。右翼の人の気に入らず、よそへ持っていかれた事件もありました。
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