広島国際会議場西側の本川河畔にあります。学徒動員により、この川岸の建物疎開作業を行っている時被爆、多数の犠牲者を出しました。大自然石の碑の正面には「なぐさめの言葉しらねばただ泣かむ　汝がおもかげといさをしのびて」との弔歌がきざまれ、その裏には「鳴々　昭和二十年八月六日　学徒動員中　戦災並びに原爆により　教官七名　生徒三百四十名　平和の礎となる　昭和二十八年八月六日　広島県立広島第二中学校遺族一同建立」とあります.。

左の写真は２０１３年５月１７日撮影

１９９９年１１月１６日，１７日に中国新聞「遺影は語る」で紹介され、２７日付記事では１年生２８１人、上級生１７人、教職員8人の３０６人の被爆死が確認されています。（２００７年現在では１年生３２１人、計３４２人が確認。）

ここに限らず、旧制中学、女学校の場合、下級生に被害が集中しているのは、上級生は工場等への勤労動員に行っていたためです。