6.比治山橋(京橋川) 
   

 爆心地から1,710メートル。1939年建設されたゲルバー式の橋。爆風によって南側の欄干が全部川の中へ落ちたが、被災者はこの橋を渡ってどんどん比治山から段原方面に逃げて行きました。力尽きた被災者はこの橋の上で折り重なるように倒れていったのです。また、熱い熱いと下の川に飛び込んでそのまま亡くなった人も多いようです。この橋を渡って救援に入った被爆者の方も多くおられます。この様子は被爆者の絵にも多くでてきます。想像力たくましく見てください。

橋長147.5m、幅員7.2m。

 写真は2005年12月11日撮影
   
  比治山橋欄干、2002年12月15日撮影