33.無縁仏慰霊 親鸞聖人像 (南区宇品海岸一丁目2−24・浜田産業入り口)
父親を原爆で失った濱田一氏は、信仰心厚く、再び原爆で無縁様が出ることが無いようにと、一生懸命働いて、独力で、自宅の敷地、屋上に所狭しと親鸞聖人像2基、観音像、5重塔などを建てていった。後濱田一氏は、養護老人ホ−ム「広島平和養老館」の理事長として、佐伯郡佐伯町の施設にこれらの像などを移していたというが、一時、南道路建設中隠れていたが、工事が終わり、息子さんの手により新しく立て替えられた社屋の前にこれらの仏像や鐘は整理されて安置されている。新たに由来等の説明板がついた。
ご覧のように親鸞聖人像を中心に四体の仏像、一つの鐘、二つの平和を願う像、二つの地蔵さんが以前来た時よりきれいに整理されて外からも見える。 写真は2003年6月25日撮影 |
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原爆犠牲者慰霊像、世界恒久平和の鐘 由来 一、 広島湾、宇品港、海岸地内漂着無縁仏慰霊 |
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悲願一念 釈慈心 一、 広島の七つの河に屍の、数限りなく海に流れし 一、 罪もなき人々の霊安かれと、われ悲しみてここに祈らむ 一、 無にすまい被爆犠牲のある事を、平和の中にあの呻き声 一、 核禁を命の限り呼びかける、被爆市民の心の願い 写真は2003年6月25日撮影 |