24−2.原爆地蔵尊   (中区舟入幸町14番・舟入公園内)

  地蔵尊の由来
  この地蔵尊は,沢山の被爆者の方々が,この付近で亡くなられ、その冥福を祈念してこの地に建立されました。
  
 なお,この地蔵尊は,つぎの福徳があります.
    寿命長遠 長生きする
    財宝盈益 財宝が満ちて豊になる
    衆病疾除 あまねく疾病を除く.
    その他諸々の福徳[説明板].

建立の経緯
 三上早上氏(広島市西区己斐上3丁目)、1960年(昭和35年)に厚生施設「白鳩園」に建立。1980年(昭和55年)に現在地に移設。


写真は2013年10月20日撮影。
   
 1954年(昭和29年)、当時の町内会(大下金一郎会長)と幼児をもつ親たちが厚生施設「白鳩園」(保育園)を開設した.。当初は大下会長が幼児教育の任にあたっていたが、まもなく三上早上女史を園長として迎えた.。1960年に原爆死没者の慰霊と園児の無事故を願って三上園長が園児の遊び場に地蔵尊を建立した。白鳩園は1971年(昭和46年)に広島市立神崎保育園と合併して廃園となり、跡地は舟人公園として整備された。地蔵尊はそのまま残され地元の人びとの信仰もあって舟人幸町西町内会によって維持管理されてきた。白鳩園の廃園の1年前の1970年に、北隣に広島原爆養護ホーム(舟入むつみ園)が開設されるとともに入所者たちはこの地蔵尊参りを始めた。ホームの玄関から片道100mほどの地蔵参りは適度の運動につながり、連日朝早くから多くの入所者が地元の人びととともに合掌を続けている。
 1980年(昭和55年)にホーム入所者・職員の拠金と労力により、お堂とその付属物ならびにコンクリート台座が完成し,、原爆地蔵尊」と名付けられた。説明板もその際立てられた。毎年10月24日に、ホームと町内会の共催で「原爆地蔵祭」がとり行われている。 なおこの地蔵尊のある付近は,被爆直後におびただしい数の犠牲者を奈毘に付したところであるという。