13.三篠小学校のクスノキ、ツバキ、コウバイ (西区三篠一丁目9−25)

   

この校庭に立っているクスノキは、校内に入ってすぐそれと判ります。樹高12.0m、幹回り2.21m.。爆心地から1850mの別の場所で被爆したものを現在地に移植したもの。立派な説明板がついています。

「被爆樹木 クスノキ  爆心地から1,850m

三篠国民学校は、1945(昭和20)年8月6日の原爆により木造校舎が倒壊し、その後の類焼により高/sが全焼しました。焼け跡には、鉄骨だけになった行動の残骸が取り残されました。

このクスノキは、三篠本町一丁目の日本電気計器検定所の北側、中田さん方で被爆したものです。道路の拡張工事の為、1954(昭和29)年移植されました。

(クスノキ保護工事 平成18年度三篠小学校PTA)」 

撮影2012年9月15日。
   
 

あとの二つ(ツバキとコウバイ)は、説明板もなにもついていないものですから、探すのは大変でした。学校事務の人に聞いても判りません。広島市が出している被爆樹マップの写真・記事を手掛かりに校内中を探し回りました。

右が、被爆ツバキ2本。民家に残っていたものですが、家の改築に伴い、三篠小学校に寄贈されたもの。校門のすぐそばに立っている、と書かれていましたが、写真のように葉を茂らせている訳では無く、他の樹と間違えたりしましたが、何とか見比べて、これと判断しシャッターを切った次第です。樹高2.3m.。
撮影2012年9月15日。


 
   
 

左のコウバイについてはさらに判りませんでしたが、木の支えがしてあるのに気が付きやっとこれと判断できました。これも2008年に民家から寄贈されたものということです。春先2月ごろにはピンクの花が咲き春の訪れを告げるといいますが、9月ではどうにもなりません。樹高3.5m、幹回り0.35m.

 

 

撮影2012年9月15日。