7.住友銀行広島支店職員慰霊碑(中区紙屋町一丁目3−2・三井住友銀行内)
   
  人影の映っている有名な石段は、現在は原爆資料館に移され、1階応接間に「弔原爆殉職者」と記されたレリーフが、「三井銀行慰霊碑」とともに、が1階応接間に飾ってあります。上階には、下のように「住友銀行原爆物故者霊」という位牌がおかれています。
   
 広島は支店経済の街でもあります。単身赴任などで、支店の人はあちらこちら回される中でここに勤めておられます。銀行も合併して名前もかわり、犠牲者の数など聞いてもご存じないのも良く判ります。忙しそうでそれ以上聞くのも気が引けます。今は関係者以外一般には公開していないとのことですが、以前尋ねたことを告げましたら特に参拝・撮影を許可していただきました。応対は丁寧でした。
   
 なお、上のレリーフと同じ応接間に、現在32名の犠牲者の名前を刻んだ「三井銀行広島支店職員慰霊」(現在はアンデルセン)のレリーフも飾ってあります。(左)


写真は2007年2月22日撮影。